好きな曲について2

先日公開した絶対聴いて欲しい曲のapple プレイリストの曲紹介の続き

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3: 刀身をやさしくタップ♡ 作編曲: 田中秀和  2019 

 

刀身をやさしくタップ♡

刀身をやさしくタップ♡

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 2019年2月公開   3曲目 田中さん楽曲の 秀逸作 

田中さんの魅力の一つに「悩ましさ」がある。 田中さん御本人の頭が良いのはファンの方々は御存知かと思うが、そういった悩ましさが曲に現われる時、名曲が繰り出されている様に思う  (ギフテッド論 wiki参照 この項目のwiki記事は当たらず遠からずな内容だと思うが (そもそも議論が定量的にできそうにない項目なのがネックである) 大体概略を把握するには良いと思う) ギフテッド論の話もいつかできたら と思っている のだが 田中さんの作品の事を考える時 自分はどうしてもそのギフテッド論の事を時折頭に触れずにはいれない   

刀身をやさしくタップ♡(通称 タップ♡) の ミクロで言った場合の好きポイント: 透き通った悩ましさ の中から(0:48~0:56)、意志の強さを感じるメロディに繋がっていく(0:56~0:59) 

曲全体の印象のような何かで言った場合の好きポイント: introから全て一貫して 一人で聴きやすい曲である  一人でいる人間が自己肯定をする 他者がどうのうというのと関係なく、とりあえず自分は自分自身で完結して せめて正しく精神的に美しくある という様な矜持 の状態を自分で一人再確認しているような 一人で大都会の街中を歩いている時の様な 心理状態になる気がする。

本当にこの曲は全体を通してクオリティが高くて どれもそうなんだけど・・・

1200%,聞いておいて損はない

4: 冷たい嘘 作曲:AIKO 編曲:島田昌典 

 

冷たい嘘

冷たい嘘

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 aikoの冷たい嘘  2010年に発売されたaiko通算10枚目のアルバムである「時のシルエット」に収録されている。     

先日サブスクリプション配信が開始され、一時話題を奪い去っていったaiko  冷たい嘘は 個人的に最も味があり 永遠に聴き続けられる(何年も)作品 

aikoさんの曲はたまに暗めの意味でストレートというべきか  (しかしその中で優しさのような何かを維持しているので この冷たい嘘も含め本当に良いと思っているのであるが) 恋愛的な意味での呪詛を100% 隠さずに(?) 表現されている曲がいくつかある

冷たい嘘は恨めしさ100%込み混みの様なメロディで出来上がっていて どうやってこんなメロディを思いついたんだろう・・・という疑問が自分は非常につよい。

作り手の感情をそのままメロディにできれば最高という物がもちろん作曲家としては理想なのだろうが、aikoさんの曲にはたまに本当に歌詞 や 出来上がったメロディから汲み取れる感情を100%そのままメロディとして再構成した様な物があり  もはや理解が追いつかない曲がある。

aikoのメロディ恨みこみこみ! みたいな事を書いたが どういう状況なのか分からないが結局のところ本当にメロディとして美しく、 aiko楽曲が呪詛であると同時に情念 と言われる所以であると思う。   

理性的な人間の思う所(感情)はうつくしいのである

こういう事を書くのはあれかもしれないが  そういう感情をそっと内に秘めようとするような雰囲気に聞こえるのは 一般的に言われる女性らしさのような物なのであろうか